Z-KEN's P&TI Studios

プラレールとトラックマスターを用いた某きかんしゃの二次創作置き場

P&TI S14 E17 やくたたずのきかんしゃ

本土のとある製鋼所では、風変わりな機関車が5台働いている。 リーダーを務めるディーゼル機関車のフランキーは、彼女に忠実な大型タンク機関車ハリケーンと一緒に2台で製鋼所を切り盛りしていた。だが、すぐに手が回らなくなり、苦労が絶えないフランキーは…

P&TI S14 E16 さびしがりやのベレスフォード

強い風が吹く、嵐の兆しが垣間見えるある日のこと、ソドー島は忙しい一日を迎えていた。 機関車達が客車に貨車に入換えとそれぞれ休む暇なく働き、そのために燃料を補給して仲良くおしゃべりしている中で、ヘンリーは駅でポツンと一台、トップハム・ハット卿…

P&TI S14 E15 ロージーのあこがれ

ロージーは、ライラックのボディが鮮やかな、明るいタンク機関車だ。 車輪の数はトーマスと同じように6つで、トーマスと同じようなサイドタンクを持っていて、3つのドームは同じようにずんぐりしている。 そして何より彼女はトーマスが大好きだった。ロージ…

P&TI S14 E14 ビルとベンのとりかえっこ

ビルとベンは、エドワードの支線の末端、陶土の採掘場で働く、小さな双子のタンク機関車だ。 2台とも、驚くほどそっくりなので、仲間は汽笛の音色と名札を見なければ見分けがつかない。そこで2台はよくそれを利用したイタズラを仕掛けるのだった。 ある日、…

P&TI S14 E13 スクラフとヒロ

ある朝、トップハム・ハット卿はティッドマス駅に機関車達を集めて指示を出していた。 「もうじき、多くの訪問客が 島を訪れるだろう。駅を通過する機関車は 全員 綺麗に洗っておくように。特に キミだぞ」 彼はスクラフの方を指差して言った。 スクラフの車…

P&TI S16 エピソード一覧(改訂版)

投稿は今のところ未定ですが、よほどのことがない限りこれが最終回となります。 【Trouble on Sodor】 E01 トーマスと停電 (Sodor Blackout) 陽気に貨物列車を牽いていたトーマスは、調子に乗りすぎて脱線し、電柱を倒してしまう。そのせいで町中の明かりが…

P&TI S15 エピソード一覧(改訂版)

2023年頃投稿予定。 【Little Engines Help Out】 E01 ゴードンとポーター (Porter the Supporter) 未だにポーターを「ちびラクダ」と馬鹿にするゴードン。そんな彼が大口をたたいていると線路にしみ込んだディーゼル油で滑って恥さらしをしてしまう。 E02 …

P&TI S14 E12 おしゃべりチャーリー

タンク機関車のチャーリーは、みんなを笑わせることが大好きだ。 彼はよく、仲間の前で冗談を言っていた。 「やあ、エドワード。ピッピッ、ピュイ、っていう音が 機関車から鳴りました。それは なんででしょう」 「うーん、なんでだろう」 「汽笛と一緒に 機…

P&TI S14 E11 ハンクのあたらしいしごと

大きな体を持つハンクは、遠くアメリカからやってきた蒸気機関車だ。 ソドー島で働くにはあまりに大きいが、大量の貨物を長い旅路で牽かせられると踏んだトップハム・ハット卿は、彼を本土への連絡列車として任せる事にした。 ところが、その分重量もあり、…

P&TI S14 E10 ノーマンとデニス (再投稿版)

※この記事は、2018年6月4日に以前のブログで投稿したものを再編集したものです。 操車場で働くデニスとノーマンは、双子の機械式ディーゼル機関車だ。 姿かたちはよく似ているが、何といっても、顔も性格もボディの色もまるで違うのが特徴的だろう。 灰色の…

P&TI S14 E09 ウィンストンそらをとぶ (再投稿版)

※この記事は、2018年2月2日に以前のブログに投稿したものを再編集したものです。 ウィンストンはガソリンエンジンで動く、ノース・ウェスタン鉄道で唯一の軌道検測車だ。 ボディの色は明るい赤で見た目はとても小さく、昔の自動車のような形をしている。 軌…

P&TI S14 E08 パーシーとディーゼルとかじ (再投稿版)

※この記事は、2017年12月29日に以前のブログで投稿したものを再編集したものです。 機関車や自動車などを動かすには人の手だけでなく燃料も必要不可欠だ。 蒸気機関車やクレーン車の多くは石炭と水。重油や薪を焚いて動かすものもある。 ディーゼル機関車は…

P&TI S14 E07 スタフォードとやさいバス (再投稿版)

※この記事は、2017年9月10日に以前のブログで投稿したものを再編集したものです。 スタフォードは島で唯一の蓄電池機関車だ。 動力は電気。でも他の電気機関車のように架線から電気を受け取るのではない。 内蔵電池を充電することで数時間だけ走れるのだ。 …

P&TI S14 E06 やっかいなディーゼルきかんしゃたち (再投稿版)

※この記事は、2017年8月22日に以前のブログに投稿したものを再編集したものです。 デンとダートは、島の最東端、ヴィカーズタウンのディーゼル整備工場で働く2台のディーゼル機関車だ。 大きな車体のデンは努力家で工場のリーダーを務めている。 ダートは不…

P&TI S14 エピソード一覧(改訂版)

全27話。2014~2016年の間にシナリオを制作し、2018年にかけて10話まで"はてなダイアリー"の方で投稿したシリーズです*1。既に投稿済みの回は再編集して2021年1月から投稿を開始いたしました。残りの16話は遅くとも2022年内までには投稿します。 今回はエピソ…

P&TI S14 E05 エドワードのてつどうツアー (再投稿版)

※この記事は、2017年6月29日に以前のブログに投稿したものを再編集したものです。 毎年夏になると、イングランドや世界から集まる、鉄道愛好家の人たちを乗せるツアーが数回開かれる。 ホストはエドワード。自分の支線を走って彼らを案内するのだ。 彼は双子…

P&TI S14 E04 タンクきかんしゃゴードン (再投稿版)

※この記事は、2017年5月28日に以前のブログに投稿したものを再編集したものです。 蒸気機関車には大きく二つに分けて、本体に炭庫と水槽のあるタンク機関車と、炭水車と呼ばれる石炭と水だけを積んだ車両が接続されたテンダー式機関車の2種類がある。 コンパ…

P&TI S14 E03 トーマスとやこうれっしゃ (再投稿版)

※この記事は、2017年5月20日に以前のブログに投稿したものを再編集したものです。 ノース・ウェスタン鉄道での郵便配達は、支線ごとの分担で行われている。まず、ヘンリーやヒロなどの本線の大型機関車が本土からの郵便物を運んでくる。 それをトーマスの支…

P&TI S14 E02 トラクターのじだい (再投稿版)

※この記事は、2017年4月22日に以前のブログに投稿したものを再編集したものです。 テレンスは、トーマスの支線の近くで働くトラクターだ。 フィニーさんの農場で畑を耕すのが主な仕事。時には倒木や荷車を牽引したり、自慢のキャタピラを使って大雪の時に活…

P&TI S14 E01 じかんげんしゅ (再投稿版)

※この記事は、2017年3月30日に以前のブログに投稿したものを再編集したものです。 その日は、空がよく晴れ渡り、島中が賑わい活気にあふれていた。 でも、トーマスだけは違った。彼の表情には今にも雷鳴が響くかの如く曇っていた。 とても機嫌が悪いようだ。…

今後の投稿予定 (2021年版)

【2021年内】 ●P&TI シーズン14 (全26話) ●P&TI スペシャル第8弾 『ティモシーと呪われた森の秘密』 ●P&TI ミニスペシャル第1弾 『ヒーローになりたい』 ●P&TI ミニスペシャル第2弾 『島一番の自惚れや』 ●出張版P&TI Pixiv用エピソード第1弾 『Culdee's Big…

P&TI Ex-26 ネルソンとまいごのバーティー(アレンジ)

「イザベラにネッド。あなたたちも、それが終わったら、行っていいわよ」 建設現場の仲間たちにそう告げたのはジェニーさんだった。 それを聞いていたアルフィーは首を傾げた。 「行くって、どこに行くんだろう」 そんな彼にイザベラが答えた。 「もちろんス…

P&TI Ex-25 おおそうじはだいこんらん(アレンジ)

今日はソドー島の大掃除の日だ。島の人々が一斉に掃除や不用品を片付けるので、ゴミ袋やガラクタが道端やあちこちの駅に積み重ねられている。 それを、タンク機関車のウィフとスクラフや、ダンプカーのマックスとモンティをはじめ、産業用の機関車たちが、忙…

P&TI Ex-24 キャロラインのだいピンチ(アレンジ)

踏切でトラックの運転手とダックの乗組員たちが揉めている。どうしたのだろう。 「妙な言いがかりは よせ。ぶつかってきたのはそっちだろう」 「冗談じゃない。僕たちは ぶつかってなんかいない。君の車が勝手に転けたんだ」 どうやら、踏切で事故を起こして…

P&TI Ex-23 かえってきたバルストロード(アレンジ)

それは、ある夏の終わりの忙しい時期のことだった。機関車たちが列車を牽いて本線や支線を行ったり来たりしている下で、ナップフォードの港は貨車や積荷でごった返していた。 支線の周辺で採れた石材、牛乳、果物の貨車で溢れている。それをパーシーが発注分…

P&TI Ex-22 チャーリーとトビー(アレンジ)

チャーリーは、紫色の小さなタンク機関車だ。彼は何より楽しいことが大好きで、みんなに競争を持ちかけたり、冗談を言っては笑わせるのが趣味だった。 「おはよう、冗談を聞いてよ。挨拶に答えてくれる石って 知ってるかい」 彼は、眠そうに水を補給している…

P&TI Ex-21 ふたごのバッシュとダッシュ(アレンジ)

バッシュとダッシュは、ソドー島から離れたミスティアイランドという小島で働く、双子のタンク機関車だ。 2台ともそっくりだが、よく見れば見分けが付けられるようになっている。2台はお互いの事をよく知っているので、お互いに何を言おうとしているか、よく…

P&TI Ex-20 すばらしきてつどう(リメイク)

よく晴れたある朝の事、トーマスはアニーとクララベルを牽いて支線を走っていた。 最初の停車駅では、バスのバーティーが彼を待っていた。話をしたくてウズウズしているようだ。 「おはよう、トーマス。ねえ、聞いたかい。それがさ…」 「やあ、トーマス」 口…

P&TI Ex-19 ちいさなきゅうせいしゅ(リメイク)

ブレンダム港は、いつも活気にあふれている。 機関車や船が行き来するだけでなく、クレーンのクランキーが船から荷降ろししたり、ソルティーとポーターが貨物列車を牽く機関車たちのために、せかせかと入換え作業をしたりと、とても賑やかな場所だ。 でも時…

P&TI Ex-18 トーマスとなぞのなきごえ(リメイク)

ある夕暮れ時の事。トーマスとトビーが、ファークァーの機関庫で、仕事で疲れた体を休めているところへ、小さないたずら者が後ろからこっそりと歩み寄り… 「ばあ!」 と、庫内に入って大きな声と「ピッピッピー」という汽笛の音を盛大に上げて2台を驚かせた。