Z-KEN's P&TI Studios

プラレールとトラックマスターを用いた某きかんしゃの二次創作置き場

P&TI Extra Episodesタイトル一覧

 PToS S10 ~ P&TI S13までの過去作リメイクのサブタイトル一覧です。全26話。

 

【Overcome & the Other Sodor Adventures】

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E01 魚嫌いを克服せよ (Overcome)

 未だに魚が嫌いで克服できていないことをダックにからかわれて不機嫌なトーマスは、アニーとクララベルには内緒で自ら魚嫌いの克服に挑む。

 

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E02 ジェームスの郵便配達 (James' Mail Train)

 ある朝、ジェームスは、多忙のパーシーの代わりに支線の郵便配達を任された。自分の大きさに見合わない小さな仕事が不満な彼は、一刻も早く終わらせようと郵便物が積まれるのを待たずに出発してしまう。

 

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E03 ディーゼルとフリンの近道 (Diesel & the Flynn's Shortcut)

 ディーゼルは石切り場へ向かう途中、緊急信号で足止めを食らって遅れを取る事に。その理由は軌陸車のフリンが途中で道路を使って近道をしたことだった。ディーゼルは腑に落ちず、ついフリンにきつく当たる。

 

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E04 きちんとした機関車 (Proper Engine)

 「きちんとした機関車はタンクに放水銃を付けない」と、ゴードンに嫌味を言われたベルは、ソドー整備工場でケビンに放水銃を外してほしいとお願いする。

 

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E05 うそつきデニス (All Talk & No Action)

 怠け癖を克服するために日々努力を重ねるデニスに、ある日、ブレンダムの港で貨車の入換え作業を任される。でも、港の貨車の多さにデニスは徐々に嫌になってしまう。

 

 

【Twins Trick & Trucks Trouble】

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E06 厄介な問題児 (Trick for Truck)

 古い採石場から来た意地悪な貨車に、丘で引っ張られたり押されたり振り回されたビルとベンは、仕返しに悪戯してやろうと意気込む。

 

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E07 ジェームスとフリンの競争 (The Fastest Fire Fighter)

 それは特殊消防車のフリンが来島して間もない頃の事。火事を消し止めた功績と、どさくさに紛れて真っ赤なボディを褒められたフリンに嫉妬したジェームスは、勝った方が島で一番赤いと認める事を条件に、彼との競争に挑む。

 

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E08 双子とゴミ (Twins Covered with Rubbish)

 双子のディーゼル機関車ハリーとバートが警笛を大きく鳴らして機関車たちを脅かす際中、的ではなかったサムソンが驚いてゴミの貨車に突っ込んでしまう。その二次被害でゴミまみれになった双子のビルとベンは洗車させてもらえずイライラする。

 

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E09 線路の落ち葉 (Leaves on the Tracks)

 木々から葉が舞い落ちる、ある秋の日のソドー島。点検を受けてもらっているスペンサーだったが、特別な仕事を引き受けたくて完了を待たずに出発する。

 

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E10 ジェームスと魔法の機関車 (James & the Magic Engine)

 客車を牽く仕事を与えてもらえず、ここ数日ずっと入換えと貨物列車ばかり任されるジェームスは、仕事の途中で魔法の機関車の噂を耳にする。信じようとは思わない彼だったが…?

 

 

【Christmas Mission & Other Winter Surprises

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E11 逃げ出した車輪 (Runaway Wheel)

 車軸の修理で宙ぶらりん状態のトーマス。彼の新しい車輪を持ってきたパクストンだったが、大きなくしゃみをした為に車輪が凍てついた線路の上を転がり始める。

 

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E12 雪かき (Billy and the Snowplough)

 ソドー島に大雪が積もり、寒さに強い蒸気機関車たちは雪かきの装備を余儀なくされる。かつては雪かきを嫌っていたトーマスも素直に雪かきを付けて働きに出るが、ビリーだけは違った。

 

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E13 パーシーの隠密行動 (In Secret Mission of Christmas)

 クリスマスがやってきた。蒸気機関車たちが機関庫に飾るオーナメントを運んだり、子供たちの笑顔を見たり幸せな時間を過ごす一方、何やらディーゼル機関車たちがソドー整備工場の前で怪しげな動きをしており…

 

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E14 オリバーへのプレゼント (Surprise for Oliver)

 クリスマスにも拘らず操車場で一生懸命貨車の入換えに励むオリバーの為に、ブレーキ車のトードは何かプレゼントをしたいと提案するが、良い案が思いつかない。

 

 

【Engines Responsible】

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E15 責任重大 (Heavy Responsibility)

 不注意にもゴードンを石炭ホッパーの下敷きにさせてしまったダグラス。ドナルドは自分の責任もあると判断して、ダグラスが後片付けを行う間、一台で急行列車を引っ張ろうとする。

 

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E16 炭水車を捕まえろ (Tender Trouble)

 ウルフステッド城から貨車を牽いて丘を下っていたスティーブンは、ポイントの故障によってドローバーが外れ、自分の炭水車と離れ離れになってしまう。貨車の重みで炭水車が暴走する。

 

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E17 いじっぱりなオリバー (Obstinately Oliver)

 ノーマンが待つ終点の駅まで、たくさんの砂利の貨車を運ぶことになったオリバー。そこへディーゼルも手伝いに来るが、彼への不信感から手伝いを断って一人で何台もの貨車を引っ張ろうとする。

 

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E18 トーマスと謎の鳴き声 (Thomas and the Spooky Sound)

 とばっちりで古い鉱山送りになってしまったパーシー。彼はそこで不気味な鳴き声を聞いて機関庫へ逃げ込む。トーマスはディーゼルの仕業だと疑ってかかるが…

 

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E19 小さな救世主 (Don't Look Down on Him)

 貨物列車をの牽引中に炭水車の車輪が壊れて立ち往生してしまったマードックの代わりに、ヘンリーが列車を引き継ぐことになった。ところが、重たい列車に振り回されて丘の途中で悲鳴を上げる事に。そこへ駆けつけたのは…?

 

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E20 素晴らしき鉄道 (The Great Railways)

 ソドー島に鉄道に関するドキュメンタリー撮影をしにカメラマンたちがやってきた。その案内役を任されたトーマスとジェームスは大はしゃぎ。その裏で、ディーゼルは自分の力強さを見てもらおうと、ある計画を企てる。

 

 

【Learn with Friends】

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E21 双子のバッシュとダッシュ (Seeds of Trouble)

 バッシュとダッシュには各々に特徴があるが、どっちがどっちなのか見分けがつかない仲間もいて不本意にイライラさせてしまった双子は、あるアイディアを閃いてソドー整備工場へ向かう。

 

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E22 チャーリーとトビー (Charlie's Adventure)

 ヘンリエッタが修理中で、寂しそうなトビーのもとにやってきたチャーリー。トビーの真面目な態度に、チャーリーはつまらないと鼻を鳴らすが、むっとしたトビーは彼を面白い冒険へ連れて行く。

 

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E23 帰ってきたバルストロード (Back at the Harbour)

 ある秋の日の事、港は大混乱になっていた。貨物船はなかなか来ないし、貨物列車は港からあふれ出る一方。その時、ダックは浜辺で、ある事を閃く。

 

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E24 キャロラインの大ピンチ (Caroline Saves the Day)

 トラックに衝突してしまったダックを大笑いするゴードンだったが、次の日、急行列車を牽く彼の目の前で踏切の上で立ち往生したキャロラインが現れ…

 

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E25 大掃除は大混乱 (Clean Sodor Day)

 ソドー島の大掃除の日、ウィフとスクラフはゴミの回収で忙しい。その間、ゴミの集積場で入換え作業を任された双子のディーゼル機関車スプラッターとドッヂ。彼らは汚れないよう何とかして貨車を運ぼうとするが…

 

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E26 ネルソンと迷子のバーティー (A Vehcle Discovers New Way)

 広場でお祭りが開催される事でネルソンが憂鬱になる中、トーマスとバーティーがお客を運ぶことになり、良きライバルの2台はどちらが先に着くか競争をし始めるが、予想以上の問題に見舞われる。

 

 

 

P&TI Ex-10 ジェームスとでんせつのきかんしゃ(リメイク)

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 「君たちは、伝説の消えた機関車を 知っているかい」

ある晩、ティッドマス機関庫で、ヘンリーがみんなに港で聞いた噂話をしていた。

「なんだい、それは」

ダックが目を薄く見開いて訊いた。

「ある筈の無い線路を走る、魔法の機関車さ。前にトーマスが迷った あの鉱山で、真夜中に 石炭の貨車を牽いて 姿を現しては、キラキラ輝きながら消えるんだって」

「馬鹿げた話だ。そんな非科学的な噂、僕は 信じないよ」

ダックがきっぱり言うと、ゴードンとエミリーも「ウンウン」と頷いた。ジェームスも例外ではない。

「果たして 本当に そうでしょうか」

と、次に口を開いたのはドナルドだった。彼は冗談交じりにこう言った。

「この島では、何かと 不思議な事が 起こります。たとえば、機関車を追いかける岩に、動く木、それから 鉱山を沈める いたずらノームに…」

「全部 偶然だろう。おふざけは それぐらいにして、もう 寝ろよ」

鬱陶しそうなゴードンの一声を最後に、みんな眠りにつき、誰もその続きを話さなくなった。

 

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 翌朝、ジェームスはとても不機嫌だった。

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P&TI Ex-09 せんろのおちば(リメイク)

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 ある朝、スティーブンは、お城のパーティーの為に料理に使う材料を集めに港へ向かっていた。ソドー島は木の葉が散る季節を迎えていて、ちょうどゆうべ、嵐があったばかりで、風に吹き飛ばされた葉っぱが濡れた線路に張り付いている。

 そんな日でも意気揚々と走るスティーブンだったが、ゴードンの丘に差し掛かった途端、彼はいつも以上に息を切らし始めた。どんなに頑張っても前に進めない。それどころか、貨車の重みでどんどん後ろに引っ張られていった。

「助けてくれ!」

彼は思わず叫んだ。機関士はブレーキをかけようとしたが、そのままマロン駅まで戻って行ってしまった。

 

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年寄りで経験豊富なスティーブンには、何故このような事になったのかわかっていた。だが、彼にはどうする事も出来ない。機関士たちが暫く座り込んでいると、ポーターがやってきて陽気に挨拶をした。

「こんにちは。ここで何してるの」

「港へ 行くところなんだが、落ち葉が 車輪に くっついて 走れなくなってね。貨車は空っぽなのに、情けないよ」

「それじゃあ、僕が押していくよ。僕には 自慢のドームが ある!」

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P&TI Ex-08 ふたごとゴミ(リメイク)

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 その日はよく晴れ渡り、花々が咲き乱れ、辺りは甘くて良い香りが漂っていた。サムソンは重要な荷物を届ける為に、本土のバロー駅で貨車を受け取った。

 「このワイヤーロープと 機材を、ソドー島のブルーマウンテンに 運んでくれ。巻き上げ機に 使うらしいんだが」

「ブルーマウンテンへの道なら、よく知っています。このサムソンに お任せあれ」

「ところで 君の相棒は、どこだい」

「彼は今日、非番であります。この程度の 仕事、僕 一人でも 完璧に こなせますよ」

 

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 サムソンがソドー島に向けて出発したその頃、島のあちこちでは、何か異様な空気を匂わせていた。 

アーサーがヴィカーズタウンの操車場で小魚の積まれた貨車を側線へ押していると、突然そばで大きな警笛が鳴り響いた。

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P&TI Ex-07 ジェームスとフリンのきょうそう(リメイク)

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  それは、特殊消防車のフリンが島に来て間もない日の事だ。その朝、ティッドマス機関庫にフリンがやってきた。隣の車庫で発生した火を消し止めるためだ。

だが、車庫の前には貨車が乱雑に置かれているせいでフリンは直接その線路に行くことが出来なかった。そこで彼は、機関庫の側線で待機すると、威勢よく飛び出した消防士たちが、放水銃を絶妙な角度で傾け、勢いよく水を噴き出した。

水は華麗な線を描いて見事に燃え盛る炎に命中。こうしてあっという間に鎮火したのだった。機関庫で彼の活躍を見ていた機関車たちは、歓声を上げた。

「こんな 離れた場所からでも 届くなんて、すごいや。君は本当に役に立つ消防車だね」

「ありがとう、パーシー。島の安全を守るのが 僕らの 仕事だからな。火は、ちょっとしたことでも 起こりうる。だから、僕らが居るんだ」

「その 真っ赤なボディも、島で 一番 きれいだね」

フリンの車体は水しぶきを浴びてキラキラと輝いていた。感銘を受けたヘンリーが言うと、ジェームスがムッとして口を挟んだ。

「ちょっと待ってよ、島で一番真っ赤なのは 僕だよ。得意げに見せびらかしちゃって、気に入らない!」

「僕は そんなつもり、無いけど」

「どっちが一番 赤いかなんて わからないよ。同じくらい きれいだもの」

エドワードが言うと、パーシーが閃いた。

「ジェームスとフリンで 競争するのは どう? 先に ゴールに着いた方が 島で一番赤い機関車だよ」

「それだ。フリン、勝負しようじゃないか」

ジェームスはやる気満々だった。フリンにその気は無かったが、話を合わせることにした。

「レスキューセンターに 戻るついでだ。いいだろう」

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P&TI Ex-06 やっかいなもんだいじ(リメイク)

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 ソドー島には機関車の何倍もの、沢山の貨車がいる。

大きな積荷を多く運ぶためには必要不可欠な存在だが、制御できないほど悪戯好きの貨車もいれば、優しくて真面目に働く貨車もいる。

島では特に、古くて厄介な貨車のおかげで事故を起こすことも多いが、もし貨車たちが事故を起こしても、トップハム・ハット卿は彼らを叱る事は出来ない。

なぜって、ほとんどの貨車は彼が管理している物でなく、他の会社の私物ばかり。万が一の時、弁償する立場にあるのはハット卿の方にあるのだ。

 

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 ある朝、双子の機関車ビルとベンは陶土をたくさん積んだ貨車を港へと運んでいた。

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P&TI Ex-05 うそつきデニス(リメイク)

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 ソドー島の機関車たちのほとんどは働き者だ。疲れ知らずで積極的に仕事をする。

でも、中にはやりたくもない仕事をほっぽり出す仲間や、そもそも楽をしたいという仲間も多からずいたのだった。

特にディーゼル機関車のデニスだ。怠け者として島で最も有名な彼は、給炭所でモリーと一緒に働いていた。怠け癖を克服するために頑張っているのだ。

「よしよし、よく頑張っているな」

仕事を終えて休憩を取っているところへ、トップハム・ハット卿が様子を見に来た。

「ところで、ソルティーが 修理している間、港の入換えを 手伝ってやってくれないか。彼は お茶の時間までには 戻ってくる。それまでで いいんだ」

「わかりました。頑張ります」

と、デニスは颯爽と港へ走り出した。 

 

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 デニスは、もう怠け者と呼ばれたくないので、張り切って港へ向かったが、入替えなくてはならない貨車の多さに圧倒され、少し帰りたくなった。

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