Z-KEN's P&TI Studios

プラレールとトラックマスターを用いた某きかんしゃの二次創作置き場

登場キャラクター紹介(改二) 前

二次創作『P&TI』に登場するキャラクターのみを紹介します。
各キャラクターの性格は"ダルシー"を除いて公式に忠実にしていますが、一部、P&TIのオリジナル設定が多数含まれている場合があります。
特に製造年と来島年は大半が筆者が独断で考えた非公式設定となっています。ご注意ください。
(公式設定の製造及び来島年のみ太字にしています)。

 

【ファークァー線のなかまたち】

●トーマス (Thomas)

 車体番号「1」のずんぐりした小さなタンク機関車。生意気だが常に役に立つ機関車になろうと熱心に頑張るなど優しく真面目で仲間想いな一面も。時に思い上がる事も多く短気な一方で仲間の自慢や冗談を冷静に受け流せられる。楽観、理想、利他主義的。自分の支線を任されており、主に客車のアニーとクララベルを牽引して支線や本線を走ったり、客車や貨車の入れ替えが仕事。魚、ディーゼル機関車、時間に遅れる事等を嫌う。1915年製造、来島

主な登場作品

Ex-01『魚嫌いを克服せよ』

・S14『時間厳守』


●パーシー (Percy)

 車体番号「6」の小さな丸っこいタンク機関車で、トーマスの大親友。機転が利き、優しくて仕事熱心だが、好奇心旺盛でおっちょこちょい。生意気でゴードンやジェームスなど大きな機関車をからかうなど悪戯好き。主に客車と貨車の入れ替えや毎日朝と夜に郵便列車の仕事をする。線路の上で働くことに誇りを持っている為、線路と関係ない場所に殆ど興味を示さない。1900年製造。1932年来島。

主な登場作品

Ex-13『パーシーの隠密作戦』

・S14『パーシーとディーゼルと火事』


●トビー (Toby)

 車体番号「7」の小さな木造の路面機関車。四角い車体で車体前面には牛避け板、側面には車輪カバーがあるが、れっきとした蒸気機関車。勤勉でとっても優しい性格だが、自分が蒸気機関車であることを誇りに思っているため、電車と間違われると怒る。他の機関車よりも弱くて遅いが、賢明で落ち着きがあり大騒ぎする事は殆どない。貨車の扱いについての知識も豊富。客車のヘンリエッタとビクトリア、荷物車のエルシーを牽いてトーマスの支線で働いている。1914年製造1951年来島

主な登場作品

・Ex-22『チャーリーとトビー』


●ニール (Neil)

 グラスゴー出身の小さな古い箱型蒸気機関車。車体番号は「17」。形は醜いが親切な性格。かつて島の3大私鉄が統合される以前、カーク・ロナン線がソドー・アンド・メインランド鉄道だった頃、元「2」号機として本線の機関車として働いていた。森で発見された後、ナップフォード港で働くようになる。スコットランド訛りで喋る。1856年製造、入線。

主な登場作品

・S15『ちっぽけな箱型機関車』


●メイビス (Mavis)

 トビー同様、牛避け板と車輪のカバーがついている女の子の小さなディーゼル機関車。島に来たばかりの頃はお転婆であったが、今は真面目で大人びている。採石場を運営する会社所属で、トーマスの支線にあるアノファ採石場で働いている。採石場専用線からブレンダムの間でのみ走行可能で、他の線路へ立ち入るには逐一許可を取る必要がある。支線が忙しい際は、旅客列車として走ることもある。1962年製造、入線。

主な登場作品

Ex-13『パーシーの隠密作戦』


●アニー (Annie)

/クララベル (Clarabel)

 トーマス専用のお婆さん客車。前を向いているほうがアニーで、乗客を乗せる。後ろを向いている方がクララベルで、乗客以外に荷物や車掌を乗せる。2台の関係は不明だが、とても仲良しでトーマスを宥めるお姉さん的存在。ゴードンやダック、スタンリーなどを尊敬している。1896年製造。1905年来島。

主な登場作品

・Ex-01『魚嫌いを服せよ』

・S14『時間厳守』


ヘンリエッタ (Henrietta)

 トビー専用のお婆さん客車。オープンデッキがある。気が強くも落ち着いた性格。トビーを動機付けて励ますなどサポート役として活躍することも。また、他の機関車にも良い助言を与えている。アニーとクララベルやビクトリア、エルシーとは仲良し。1884年製造1951年来島

主な登場作品

・S14『スタフォードと野菜バス』


●エルシー (Elsie)

 トビー専用の荷物車。1884年製造。


●ビクトリア (Victoria)

 かつてファーネス鉄道の湖の支線でアルバートと働いていたお婆さん客車。明るくフレンドリーだが少し感傷的になりやすい。廃車となりエルスブリッジ駅の近くの庭で別荘として扱われていたが、トーマスが発見した後修理され、現在はトビーの客車として働いている。1882年製造2007年正式入線


●バーティー (Bertie)

 トーマスの支線沿いで働く競争好きな赤いバス。トーマスの親友で競争のライバル。フレンドリーでがんばり屋、困っている人は放っておけない性格だが、時には(主にトーマスに対して)生意気に皮肉っぽくなることがある。とはいえ基本的に誰に対してでも穏やかに優しく接する。1929年製造。

主な登場作品

・Ex-26『Lost and Discover』

 

●テレンス (Terence)

 トーマスの支線の近くで働くオレンジ色のトラクター。少しおしゃべりで断言的。どんな場所でも走ることのできるキャタピラーが自慢。持ち主は農夫のフィニー。普段は彼の農場で畑を耕したり荷車を牽引しているが、時に鉄道の仕事を手伝うこともあり、緊急事態や過酷な冬には特に役立つ。多才だが速度が遅いのが弱点。1936年製造。

主な登場作品

Ex-02『ジェームスの郵便配達』

・S14『トラクターの時代』


●キャロライン (Caroline)

 エルスブリッジに住むクリケット選手が所有していたお婆さんヴィンテージ・カー。性格は穏やかで、田舎の景色を楽しみながらのんびり走ることを好み、スピードを出すことを嫌う。昔はアールズデール・グリーンに住む人物に使われていた。鉄道を見下していたが、現在では評価している。1926年製造

主な登場作品

Ex-02『ジェームスの郵便配達』

・Ex-24『キャロラインの大ピンチ』


●タイガー・モス (Tiger Moth)

 赤と黄色のボディが鮮やかな複葉機。ドライオーの飛行場を拠点にお祭りなどの宣伝を実施している。1916年製造。

主な登場作品

・S13『グレート・ウェスタン流』

 

【ブレンダム線と港のなかまたち】

エドワード (Edward)

 車体番号「2」の親切な小型テンダー機関車。古い機関車だが頑張り屋で勤勉。ものしりで貨車の扱いもうまく仲間からの信頼も厚い。特に小さな機関車からは聞く耳と同情的なアドバイスを頼りにされている。ビルとベンに慕われている。主に自分の支線で客車や貨物列車の牽引、入れ替えが仕事。ゴードンの丘で立ち往生した機関車をウェルズワース方面から後押しするのも彼の仕事のうち。あだ名は「エディ」。1896年製造1915年来島

主な登場作品

・Ex-20『素晴らしき鉄道』

・S14『エドワードの鉄道ツアー』

・S15『エドワードはひよっこ?』


●ポーター (Porter)

 アメリカ、ペンシルベニア州出身の小さなタンク機関車。親切で陽気、飄々としていて例えどんなに馬鹿にされようが糠に釘。3つのドームを持っており、そのうちの2つは滑り止め用の乾いた砂がぎっしり詰まっている。ソルティーと共にブレンダムの港で働いている。怖い話は苦手だが窮地では勇敢に立ち向かうことが出来る。ブルックリン訛りで喋る。1866年製造。1965年来島。

主な登場作品

・Ex-19『Nothing in the Eyes』

・S15『ゴードンとポーター』


ソルティー (Salty)

 車体番号「2991」の小型ディーゼル機関車。陽気な性格で音楽のリズムに乗って働くのが好き。少々口は悪いが、心は広いタフガイ。貨車の扱いがとてもうまい。自称「港のディーゼル」と呼ぶほど港や船、海の事が大好きで、海に関する話に詳しい。噂話や怪談をするのも好きで、一度語りだすと止まらない。また、気候の変化に敏感。ブレンダム港の造船所で相棒のポーターと共に働いている。海賊訛りで喋る。1962年製造、来島。

主な登場作品

・Ex-13『パーシーの隠密作戦』

・SP8『ティモシーと呪われた森の秘密


●トレバー (Trevor)

 ジェム・コールの所有するトラクションエンジン。イングランド南部訛りで喋る。誰とでも仲良くなれる友好的な性格。子供が好きで特に子供たちを乗せた荷車を牽引するときが最も幸せを感じられるようだ。普段はウェルズワースの牧師館の果樹園で働いている。1927年製造

主な登場作品

・S15『トレバーとスクラップ』


●エリザベス (Elizabeth)

 蒸気の力で動くお婆さんヴィンテージ・トラック。怠け者が嫌いで口うるさく厳しいが、その分利用しやすい性格でもある。かつてはトップハム・ハット卿の所有物だったが長年納屋に閉じ込められていたところをトーマスの乗組員によって発見され、ジェム・コールの修復によって現在では元気に働いている。時にスカーロイ鉄道で働くこともある。1926年製造、来島。

主な登場作品


●ビッグ・ミッキー (Big Mickey)

 ブレンダム港で働く巨大なハンマーヘッドクレーン。現在は造船所のどこかで改修を受けている。1940年頃製造。


●クランキー (Cranky)

 ブレンダム港で働くのっぽな据え置き型のクレーン。仕事熱心だが、寝不足でいつもカリカリしており注意を払うことは滅多にない。お喋りな機関車とそれに命令されることが大嫌い。始めは自分の足元を走る小型機関車たちを馬鹿にしていたが、嵐で倒れたところを助けてもらったことで現在では仲良くやっている。1946年製造。

主な登場作品

・S14『いたずらカモメ』


●カーリー (Carly)

 ブレンダム港でクランキーの隣で働く、活発で負けず嫌いな女性ガントリークレーン。正直で冗談が通じない事が時に悩みの種になることも。1969年製造。


●レッジ (Reg)

 ウェルズワース付近のスクラップ置き場で働くクレーン車。生意気な性格で皮肉っぽく冗談を言うのが好き。たまに自己卑下に聞こえる発言をするが本人にそのつもりはない。考え方は少しずれているが人の役に立ちたいと考えており、自分の楽しみ方を持っている。専用のレールの上でワイヤーに引っ張られて移動するので、他の機関車との連結は不可能。コックニー訛りで喋る。1966年製造。

主な登場作品

・S15『トレバーとスクラップ』

 

【クレイピッツのなかまたち】

●ビル (Bill)

/ベン (Ben)

 ソドー陶土会社の所有する小さな双子のタンク機関車。見分けがつかないほどよく似ていて両者とも無邪気な悪戯っ子で喧嘩っ早い性格。ベンは少し臆病な傾向がある。クレイピッツやブレンダム港で働いている。ソルティーの噂話やマリオンの昔話を聞くのが好き。1948年製造、来島

主な登場作品

・Ex-06『厄介な問題児』

・Ex-08『双子とゴミ』

・S14『見分けの問題』


●ティモシー (Timothy)

 ソドー陶土会社の所有する重油燃焼式のタンク機関車。ニューヨーク出身。親切で意思が強く、クレイピッツのリーダーを担っているが、お人好しで騙されやすいため、双子から舐められやすいのがネック。煙の噴出量が少ないので燃えやすい場所やクレイピッツのような足場の脆い場所でも活躍することが出来る。1923年製造。1966年来島。

主な登場作品

・SP8『ティモシーと呪われた森の秘密


●デリック (Derek)

 大型の電気式ディーゼル機関車蒸気機関車との協調性を持ついい性格だが、お調子者で緊張しやすく、度々故障して仕事の邪魔になることが多い。主にエドワードの支線でスクラップ置き場から精錬所へ貨物列車を牽いたり、クレイピッツで働くのが彼の仕事。1962年製造。1965年来島。

主な登場作品

S14『ウィンストン空を飛ぶ』


●マリオン (Marion)

 蒸気で動く鉄道用ショベル車(貨車の部類に値する)。アメリカ出身。土と掘削作業が何よりも大好きで陽気な性格。夢見がちだが、悪戯をするビルとベンを叱るなどクレイピッツでは頼りになる存在。また非常におしゃべりで過去に掘り出した物を話の種として使っている。しかし、トーマスとクレイピッツの仲間を除き、他の機関車から煙たがられている。ショベルの可動に蒸気を使っているため牽引は苦手。1911年製造。1962年来島。

主な登場作品

・SP8『ティモシーと呪われた森の秘密

・S14『おしゃべりチャーリー』

 

アールズバーグ線のなかまたち】

●ダック (Duck)

 グレート・ウエスタン鉄道出身のタンク機関車。車体番号は「8」。本名はモンタギューだが、アヒルようによちよち走るためダックと呼ばれており、本人自身そのあだ名を気に入っている。生真面目な性格でグレート・ウエスタン鉄道出身であることを誇りに思っており、「最後まできちんと速やかに」という掟を厳守して働いている。自分の支線で旅客列車として働いている。1929年3月製造1955年来島


●オリバー (Oliver)

 スクラップにされそうなところをダグラスによって救われた、ダックと同じくグレート・ウエスタン鉄道出身のタンク機関車。車体番号は「11」。自惚れ屋で怒りっぽく、失敗しやすいけど真面目で仕事熱心。窮地に追い込まれた時は思い切った決断力を発揮する。ダックの支線で旅客列車、ならびに貨物列車として働いている。1934年8月製造1967年来島


●イザベル (Isabel)

 オリバー専用のオートコーチ(制御客車)。折り返し時、彼女を押す為オリバーの視界が遮られているとき、常に前方を見張って何かあるとブレーキをかけて制御したり大きな鈴を鳴らして教えてくれる。オリバーとの付き合いは長い為、彼の性格を熟知している。名前の由来は「is a bell」。1928年製造。1967年来島


●トード (Toad)

 オリバーの相棒のブレーキ車。楽観的主義で呑気な性格だが、正義感が強く、スクラフィーへの復讐計画を立てるなど腹黒い一面もある。貨車の中では珍しく温厚な性格で、他の機関車達とも友好的。歌も好きだが調子っぱずれ。機関車や人には敬語で話す。命の恩人ダグラスのブレーキ車として働くこともある。1940年製造1967年来島


●ダルシー (Dulcie)

 オリバー専用のオートコーチ(制御客車)。オリバーが来島した後にトップハム・ハット卿によって救出され、オリバーの客車として働くことになった。性能はイザベルと同じだが彼女と比べてオリバーに対する知識は浅い。1954年製造。1967年来島


●スクラフィー (S.C. Ruffy)

 砂利建設会社に勤めるS.C. ラフィ氏が所有する貨車で、いたずら貨車たちのボス。悪ふざけが大好きでオリバーを転車台の底に突き落とす悪戯に加担したこともある。しかしオリバーの仕返しでバラバラにされ、組み立て直されたときはさすがに懲りたようで、現在もアールズバーグで大人しく働いている。経験豊富な年寄り。1896年製造、来島。

 

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●オールド・スロー・コーチ (Old Slow Coach)

 グレート・ウェスタン鉄道出身の豪華客車のブレーキコーチ。古くて使い物にならなくなったところをトーマスとパーシーに救われて作業員用の小屋兼旅客列車として使われるようになった。ソドー島に来る前は大西洋横断船に乗るためにファルマスへ行くお客を運ぶ、コーニッシュマン号の一部で、豪華な内装に感銘を受けたトップハム・ハット卿に購入された。1893年製造。1915年来島。



●スリップコーチ (Slip coaches)
 グレート・ウエスタン鉄道出身の3台の客車。1両目と3両目が男性で、2両目が女性。停止せずに車両との切り離しができるので、時間短縮が必要な際に使用される。主にダックの支線で彼の客車として働いているが、場合によっては他の機関車と走ることもある。1914年製造。1967年来島。



●スキフ (Skiff)
 アールズバーグの港で働く健気なイーストポートプラム。船乗りジョンが宝探しをするために造られた。本来は海上を移動する小舟ではあるが専用の台車を付けることにより線路の上も風力で走ることが出来る。冒険好きで我慢強い。ジョンの動向の真相が判明するまでは彼を友達として認識し、たとえ踏まれても殴られても慕っていた。彼が逮捕された後、現在は灯台守のジョー船長と一緒に港の線路を走ったり、海洋博物館から海に出て観光客を楽しませている。水が口に入ることを嫌がっていたが、今では慣れたようだ。1968年来島。

 

【ハーウィック線のなかまたち】

●ライアン (Ryan)
 ハーウィックの支線で貨物列車として働く、グレート・ノーザン鉄道出身の復水式タンク機関車。車体番号は「1014」。親切な性格で正直に物事を発言するがユーモアのセンスも備えている。がんばり屋で誠実だが、その優しすぎる性格につけ込まれて騙されることも。ヒーローになりたがっているが実際は危険に直面するとパニックを起こす傾向があるほど勇敢と云うには程遠い。1921年製造。1968年来島。



●デイジー (Daisy)
 ディーゼルエンジンで動く気動車。かつてはトーマスの支線で働いていたが、現在はハーウィック線で旅客及び郵便配達を担当。甘やかされた育ったためか神経質で性格は自惚れ屋で独断的。初めて来島した時は今よりもずっと怠慢で頑固だった。1960年製造、来島



●ジュディ (Judy)
/ジェローム (Jerome)
 熱意と活気にあふれる2台のクレーン車。仕事が無いときは操車場で睡眠しているが、緊急事態には飛び起きる。また非常におしゃべり。ナップフォード駅構内を拠点に活躍していたがロッキーの来島により出番が減る。しかしライアンが彼らに活躍を与えたことで現在はアールズバーグとハーウィックの間で島の西側を拠点に活躍している。1906年製造、来島。

 

●デクスター (Dexter)

 ハーウィック駅で代理教室として働く小さなブレーキコーチ。数年前に車軸が壊れて以来ずっと古い操車場に放置されていたところを、ダックによって改修してもらった。カラフルな見た目通りの楽観的な性格。いつか自由気ままに走ることが出来る日を夢見ている。

 

【ピール・ゴッドレッド線のなかまたち】

●ウィフ (Whiff)
 車体番号「66」のメガネをかけたゴミ集め専用のタンク機関車。洗車よりも時間通りに仕事を終わらせる事を優先しており、汚れて変なにおいもするが本人は全く気にしていない。とてもおおらかな性格で、決して怒らず誰に対しても親切に接する。本土で働いていた頃は鉄道技師専用の急行客車を牽引していたが、今は自分のゴミ処理場で働いている。力の弱さが弱点。1869年製造。1937年来島。1954年正式入線。



●スクラフ (Scruff)
 黄緑色の小さな流線型タンク機関車。四角い形だが、れっきとした蒸気機関車。常に体が汚れているも、ウィフ同様あまり気にしていない。寧ろ好んでいる。ソドー鉄道に来る前まで洗車した経験がなく、ブラシと泡を恐がったことがある。ウィフと共にゴミ処理場で熱心に働いている。1958年製造。1960年来島。

 

採石場専用線のなかまたち】

●パクストン (Paxton)
 トーマスと仲良しの若いディーゼル機関車蒸気機関車に好意的で親切。純粋な心の持ち主かつお人好しなので、他の機関車から騙されることも多い。スピードは非常に遅いが、ゴードンより力持ち。主な運用はブルーマウンテン採石場からブレンダム港までのスレート運搬。先輩の機関車には敬語で喋る。あだ名は「パックス」。1962年製造。1964年来島。

 

【ノランビー線のなかまたち】

●アーサー (Arthur)
 漁村で働く大型のタンク機関車。ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道出身で、『完璧な記録』の持ち主。生真面目で礼儀正しい性格だが、主体性がなく騙されやすいのがたまにキズ。魚が大好き。1946年製造。1952年来島。



●コリン (Colin)
 埠頭で働く小さな据え置き型蒸気式クレーン。常にその場に固定されているため心の奥底では孤独を感じており、機関車たちが持ってくる話のタネをいつも楽しみにしている。1954年製造。

 

【キルデイン線のなかまたち】

●ハリー ('Arry)
 製鉄所やスクラップ置き場を拠点に働くディーゼル機関車。別名"スクラップ・ディーゼル"。性格は基本的によこしまでずる賢い。主張的で双子のバートを牽引する。自分たちは蒸気機関車より優れていると考えており、製鉄所で働いて蒸気機関車を解体する機会を常に伺っている。見かけによらず臆病で可愛い生物が好き。1952年製造。1958年来島。



●バート (Bert)
 製鉄所やスクラップ置き場を拠点に働くディーゼル機関車。別名"スクラップ・ディーゼル"。双子のハリーに比べて冷静かつ口数が少なく、無精髭の濃いのが特徴。性格は基本的によこしまでずる賢い。ハリー同様見かけによらず臆病で可愛い生物が好き。1952年製造。1958年来島。

 

【ヴィカーズタウンのなかまたち】

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●ロージー (Rosie)
 アメリカ出身の小さなタンク機関車。頬にそばかすがあるのが特徴で、若くて元気な女の子。友達のトーマスの事が大好きで、何でも彼のマネをしたがるが、トーマスからは嫌がられる場合が多い。現在ではしっかり者に成長した。か弱く思われがちだが、実はトーマスよりも若干強い。主に操車場で入れ替えをしたり、貨物列車も旅客列車も担う。1943年製造。1954年来島。

 

【レスキューセンターのなかまたち】

●ベル (Belle)
 群青色の大きなタンク機関車。車体番号「6120」。いつも元気で活発な性格。タンクの上に放水銃がついており、火災が発生した際に消防車両として消火活動を行う事が出来る。放水する水は自らのタンク内の物であるため、消火活動を終えると水が無くなり動けなくなる事も。同僚のフリンを(人格を除いて)尊敬している。大きな鐘がついており、同じ鐘を持つトビーとは友達。1951年製造。1964年来島。



●ロッキー (Rocky)
 大型救援クレーン車でソドー・レスキューチームのリーダー的存在。友好的かつ慎重で、自分仕事に誇りを持っており困っている仲間がいるといつでも喜んで助けてくれる。いつも落ち着きがあり冷静な判断もできる。待つことに慣れておりそれもまた仕事のうちであると考えている。脱線した大きな機関車や重い貨車、客車などを持ち上げるのが仕事。1945年製造。1954年来島。



●ブッチ (Butch)
 ソドー・レスキューチームの一員のレッカー車。真剣で仕事熱心、鉄道の仲間と仕事をこよなく愛している。時に自分の力を見せようと張り切りすぎることもあるが、親切で仲間思い。主な仕事は孤立した自動車や故障車の牽引だが建設区域での瓦礫の掃除や小型機関車救出の補助をすることもある。元ソドー重機所属。ディーゼルやトラック、クレーン等の部品から作られた。1939年製造。



●フリン (Flynn)
 ソドー・レスキューチームの一員の軌陸消防車。ヒーローのような存在でソドー島での人気は高く、明るく陽気、情熱的でどんな困難にも立ち向かう勇気がある。しかしその反面せっかちで頑固であり、虚弱で自分の存在を否定されると感傷的になり立ち直るまで時間がかかる。仕事は勿論消火活動。水を要する緊急事態にも対応。車体の内側に線路用の車輪を備えており道路と線路の両方を走ることが出来、それぞれの道に対応した2種類の水タンク車も備えている。1964年製造、来島。



●キャプテン (Captain)
 ソドー島の海の安全を守る、レスキューセンターで働く救命用電動ボート。勇敢で正義感が強い行動派でいつでも出動が出来るよう準備している。他の仲間より活躍の機会が少ないことを若干気にしているものの、任務には真剣に冷静に取り組み、どんなに危険な場面に遭遇しようと何をすべきか常に把握しているので、一切取り乱す行動は見せない。チームとしてのレベルは高く、優れたリーダーシップスキルを有している。1945年製造。1960年来島。



●ハロルド (Harold)
 ソドー島の空をパトロールするヘリコプターでレスキューチームの一員。上から目線でキザな性格だが友達思いで仲間から信頼されている。昔は鉄道を時代遅れだと機関車を馬鹿にしていたが今では友好的に接している。アメリカ生まれであるもののイギリス空軍(RAF)のパイロットを連想させるような言葉を使って話す。1949年製造

 

【ソドー整備工場のなかまたち】

●ビクター (Victor)
 ソドー整備工場で部品の運搬を手伝う狭軌タンク機関車。真面目でユーモアに富んだ性格で仲間からの信頼も厚い。非常に友好的で困っている仲間がいると全力で助けに行く。アメリカで生まれ、ソドー島に来島する前まではキューバで働いていた。ルークとは友達。自惚れ屋のスペンサーを毛嫌いしている。暖かい国から来たため雪が大の苦手だがケビンが遭難した時は危険を顧みず捜索に行ったことで克服した。1915年製造。1948年来島。



●ワークスディーゼル (The Works Diesel)
 ソドー整備工場で働く大型のディーゼル機関車。物腰が柔らかくとても親切な性格。機関車の部品や故障した蒸気機関車を工場まで運ぶのが彼の仕事。1962年製造。1973年来島。



●ケビン (Kevin)
 ソドー整備工場でビクターのアシスタントを務める不器用な小型クレーン車。人懐っこく優しい性格だが無垢で若いためまだ経験が浅くお人好し。おっちょこちょいでフックを滑らせて部品を落としてしまうこともしばしば。遠隔操作で動いている。1930年製造。1959年来島。

 

ディーゼル整備工場のなかまたち】

●デン (Den)
 ディーゼル整備工場で働くやや大きめの油圧式ディーゼル機関車。鋭敏で思慮深いが、口下手でゆっくりとした口調で話すので、よく相棒のダートに代弁される。蒸気機関車ばかり優遇されていることをあまり快く思っていないが、よこしまな心は無く協力的。1959年製造。1960年来島。



●ダート (Dart)
 ディーゼル整備工場で働く小型ディーゼル機関車。デンとは良き相棒で、彼とは対照的にキビキビしている。とても不器用で怒りっぽい。口が悪く冗談好き。蒸気機関車を毛嫌いしているもののとくに意地悪をすることはなく彼らに協力的。言葉足らずなデンの言いたいことを要約する役割だが、時折失敗する。べらんめぇ口調で話す。1961年製造、来島。

 

【セメント工場のなかまたち】

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●ファーガス (Fergus)
 トラクション・エンジンがベースの小型タンク機関車。「きちんと仕事」がモットーで、規則に厳しく少々口うるさいが心が広くて仕事熱心。セメント工場の自慢の種の呼ばれ、常にその場で働いており、日々砂埃による喘息に悩まされている。1926年製造。1942年来島。

 

【伯爵の領地鉄道のなかまたち】

●スティーブン (Stephen)
 最古の機関車のうちの一台で、ソドー島で最も古い機関車。賢くポジティブな性格で、ユーモアにあふれている。伯爵に紹介されて島にやってきた。ロケット号と呼ばれ、大きな競争で見事優勝した事がある。だが現代の機関車と比べると非力でスピードも遅いので、自分専用の客車を牽いてウルフステッド城の案内をしている。1829年製造。1965年来島。

 

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●グリン (Glynn)
 垂直ボイラーが特徴的な小型タンク機関車。その外見がコーヒーを入れる容器に似ていることから"コーヒー・ポット"という愛称で親しまれている。初代トップハム=ハット卿がエンジニアだった頃彼によって造られた機関車で、トーマスの来島前にかつてファークァー線で働いていた。車体番号は1番。現在は伯爵の領地鉄道で同じく年寄りのスティーブンと仲良く働いている。1905年製造



●ミリー (Millie)
 フランス出身の狭軌のタンク機関車。ノランビー伯爵のプライベート機関車で、ウルフステッド城庭園の整理をしたり、城内と恐竜パークの案内人として働いている。賢く利口な性格だが、負けず嫌いでおっちょこちょいな一面も。ルークとは親友で採石場のトンネルを猛スピードで通過するのが好き。1911年製造。1955年来島。

 

【ソドー路面鉄道のなかまたち】

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●フローラ (Flora)
 グレート・ウォータートンからヴィカーズタウンまでの路面区間で働く、小さな女性路面蒸気機関車。素直で大人しく臆病だが晴れやかな笑顔で他の機関車に挨拶を交わしている。自分専用の2階建て客車を持っている。1904年製造。1955年来島。

 

ミスティアイランドのなかまたち】

●バッシュ (Bash)
 双子の兄弟ダッシュと一緒にミスティアイランドで働くタンク機関車。ボディが灰色で機関室がオレンジ色なのがバッシュ。いたずらやスリルなどの楽しいことが大好き。材木とオイルが燃料。旅客列車を牽いたり、機関室の後ろにあるウィンチを使って材木を引っ張り、材木の積まれた貨車を集めるのが仕事。1892年製造。1960年4月来島



ダッシュ (Dash)
 双子の兄弟バッシュと一緒にミスティアイランドで働くタンク機関車。顔にそばかすがあり、ボディがオレンジ色で機関室が灰色なのがダッシュ。いたずらやスリルなどの楽しいことが大好き。材木とオイルが燃料。バッシュと協力して旅客列車を牽いたり、貨車を集めるのが仕事。1892年製造。1960年4月来島



ファーディナンド (Ferdinand)
 「その通り!」が口癖の、ミスティアイランドで働くテンダー機関車。のんびり屋でおっとりとした性格。バッシュたちと同様楽しいことが大好き。材木とオイルが燃料。とても力持ちで急な勾配とカーブの走行が得意。重い材木をを集めて、海底トンネルの前で待っている機関車に連結させるのが仕事。昔は本土で働いていたが、ふざけすぎたため、双子と共にミスティアイランドに送られ、今もそこで働いている。1928年製造。1960年4月来島

 

【ノース・ウェスタン鉄道本線のなかまたち】

●ヘンリー (Henry)
 綺麗好きでちょっと偉そうにしているが、本当は気の優しい性格の車体番号「3」のテンダー機関車。虚栄心が強く傲慢だが心配性で少し恐がり。主に本線の急行、普通旅客及び貨物を牽引。春先には臨時列車のフライング・キッパーを担う。1919年製造1922年来島



●ゴードン (Gordon)
 車体番号「4」のテンダー機関車。急行列車としてのプライドが高く、威張りん坊で自惚れ屋だが、その力強さはいざという時には頼りになる。急行以外の仕事を嫌がるが、2011年の引退後、普通列車や貨物列車も素直に牽引するようになる。ディーゼル機関車と貨車を嫌っているもののボコの事は信頼している。フライング・スコッツマンという弟が居ることを誇りに思っているが自分より有名なので彼に対し強い劣等感を抱いている。1922年製造1923年来島



●ジェームス (James)
 車体番号「5」のテンダー機関車。ヘンリーよりも綺麗好きで赤いボディが自慢の自惚れ屋。ボディを見せびらかすことが好きで、汚すことを心底嫌う。主に客車や貨車の両方を牽引するが、汚い貨車を引っ張るのは自分にはふさわしくないという考えを持つ。また、自分は他の機関車より優れているとも思い込んでいる。しかし普段は働き者で皆と同じように信頼される役に立つ機関車になろうと頑張っている。昔は黒いボディだった。1912年製造1924年来島



●ドナルド (Donald)
 カレドニア地方出身のテンダー機関車。車体番号は「9」。スコットランド訛りで喋る。穏健だが怒りっぽくプライドが高い。面白いジョークを考えることが好き。旅客に貨物に、どんな仕事も取り組む働き者で厳しい冬の状況にも慣れている。双子のダグラスとは仲が良くいつも一緒に本線で働いているが時々他の支線で働くこともある。少し不注意。あだ名は「ドニー」。1909年製造1959年来島



●ダグラス (Douglas)
 カレドニア地方出身のテンダー機関車。車体番号は「10」。スコットランド訛りで喋る。穏健だが怒りっぽくプライドが高い。旅客に貨物に、どんな仕事も取り組む働き者で厳しい冬の状況にも慣れている。双子のドナルドとは仲が良くいつも一緒に本線で働いているが時々他の支線で働くこともある。後に同じくスクラップになりかけたオリバー、イザベル、トードを救出したことがある。あだ名は「ダギー」。1909年製造1959年来島



●ハーヴィー (Harvey)
 ボディの上にクレーンがついた、車体番号「27」の変わった形の小型タンク機関車。スコットランド出身。のんびり屋でからかわれても基本気にしないけど、ちょっぴり落ち込みやすい。主な仕事は線路上にある小さな砂利や枝の整理、脱線した小型機関車や貨車の救出。積極性に欠け、長いものに巻かれるタイプ。1901年製造。1961年来島。



●エミリー (Emily)
 心優しく思いやりのある女の子テンダー機関車。正義感が強く勇気があり、やや強気な一面もしばしば見受けられる。他の機関車たちの感情にも敏感でとても思慮深い。力は弱いがスピードは速い。自分専用の客車を持っており、主に本線で働く。花やサッカーに詳しく、サッカーチーム「ソドー・ユナイテッド」のファン。1870年製造。1953年来島。



マードック (Murdoch)
 動輪が5軸もある強くて巨大なテンダー機関車。控えめかつ物静かな性格で、大騒ぎやうるさく話しかけられるのが大嫌い。普段は無口で少し恥ずかしがり屋。本線で長大編成の貨物列車を牽くのが仕事。孤独に働くことは多いが時に自ら仲間を助けたり、アドバイスをすることもある。1954年製造。1962年来島。



●ネビル (Neville)
 ディーゼル機関車のような形をしているが、れっきとした蒸気機関車。車体番号「33010」。紳士的な性格でお人好し。どんな時も笑顔を絶やさず皆と仲良く働いている。決して恨みを抱くことは無いが見た目だけで判断されたり罵声を浴びせられると容易に傷つく。1942年8月製造。1958年来島。



モリー (Molly)
 黄色いボディが綺麗な女の子のテンダー機関車。身体は大きいが繊細な心の持ち主。争いごとを避ける和平主義で、かなり賢明なのでみんなのお姉さん的存在とみなされる傾向にある。給炭所まで空の貨車を運ぶのが仕事。1904年製造。1954年来島。



●スタンリー (Stanley)
 白いボディと輝く銀色の煙突がまぶしいタンク機関車。穏やかで礼儀正しくびっくりするほど仲間想い。善良で決して気取らず親しみやすく一緒に居てほっとできるタイプ。どんな仕事もきっちりとこなすので他の機関車からも評判が高く、リーダーシップとしてのスキルはカリスマ的。トーマスはそんな彼に最初は嫉妬していたが今ではすっかり仲良しの友達同士。1932年製造。1955年来島

 

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●ビリー (Billy)
 自信過剰なオレンジ色の小型タンク機関車。非常に短気でせっかち。いつも熱心に働いているが、不注意な性格ゆえに物事を適切にこなすのが苦手。誰かに指図されることを心底嫌う。普段は操車場で入れ替えを行っている。1903年製造。1954年製造。



●ハンク (Hank)
 ペンシルヴェニア州出身の大型テンダー機関車。陽気でおおらかな性格、かつ、とても力持ちで困った時には快く助けてくれる、情熱に満ち溢れるリーダー的存在。ソドー島の機関車の半数が小さいということを気にしているが、決してバカにしているのではなく、ただ単純に心配しているだけのようだ。ホリデーシーズンに旅客列車として島の本線からグラスゴーまたはロンドンまでを走っている。1914年製造。1956年来島。



●チャーリー (Charlie)
 車体番号「14」の小さなタンク機関車。無邪気な性格で、冒険や悪戯、面白い冗談など楽しいことが大好きで、子供たちから人気が高い。あまりにも楽しいことが好きすぎて混乱と遅れを招くことが多々あるも、少し不器用だが本当は仲間想いなだけで、いつも元気のない仲間を和ませようとするムードメーカー的存在。操車場で客車の入れ替えをするのが仕事。仲間を愛称で呼ぶ事が多い。1904年製造。1959年来島。

 

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●ニア (Nia)

 ケニア出身の車体番号「18」の女性タンク機関車。ポジティブで思慮深く、冒険好きの楽観的な性格の持ち主。助ける事への熱意は時に仲間を苛立たせることもあるが、誠実さと優しい心は常に仲間の味方。居場所が無い為アフリカ大陸を訪れたトーマスに同行し、ソドー島に移住した。貨物列車のほか旅客列車を牽くことも得意。1930年製造。2004年来島。

 

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レベッカ (Rebecca)

 車体番号「22」の若い女の子のテンダー機関車。ちょっぴり慌て者でよく何かに衝突する。仲間を尊重し彼らと同レベルでなければならないと考えているうえ、自身の能力を過小評価する程に自尊心が無いが、どんな機関車にも物怖じせずユーモアも備えている。貨客両用で、ゴードンが忙しい時は急行列車を牽引する。1951年製造。2004年来島。

 

●サニー (Sonny)

 ちょっぴり複雑な事情を持つ、車体番号「1842」のウェルタンク機関車。元々炭鉱で働いていたところを、泥棒のバズとバーニーによってソドー島にやってきた後、彼らから足を洗ってノース・ウェスタン鉄道に入線した。過去の罪から不信感を持たれることもあるが、素直で騙されやすい。急勾配が得意。1885年製造。2006年来島。



ディーゼル (Diesel)
 その名の通りディーゼル機関車。仕事熱心だが、嫌味でゴマスリ、自惚れ屋でよく意地悪をする邪な憎い奴。『意地悪ディーゼル』と呼ばれている。根からのアンチ蒸気機関車。自分が蒸気機関車よりも性能が優れていると思い込んでおり、他の仲間とつるんで蒸気機関車を見返してやろうと企んでいる。ディーゼル整備工場を拠点に、場所を問わずいろんな操車場で働いている。入換え用なのでゴードンよりも力持ちだけど、スピードが遅い。元々は貸出車両として来島したがいつの間にか島に住みついている。1952年製造1957年6月来島



●ボコ (BoCo)
 大型のディーゼル機関車。大人しく親切で面倒見のいい性格。常に弱い物の味方で皆から信頼されている。本線やエドワードの支線などで貨物列車や急行列車を牽いている。1958年10月製造1965年来島



●ベア (Bear)
 大型のディーゼル機関車。行儀がよく真面目な性格でポジティブ思考の持ち主。蒸気機関車を尊敬している。クマの唸り声のようなエンジン音を上げるので他の機関車たちからは「ベア」と呼ばれているが本人はこのあだ名を気に入っている。ゴードンたちが忙しいときは本線で急行列車を手伝っている。1964年製造1967年来島




●ピップ (Pip)
/エマ (Emma)
 ゴードンがカーライルまでの特別列車を牽引している間、急行列車の代理としてソドー島へやってきたディーゼル特急。エマは元気でフレンドリーな性格。ピップの本名はフィリッパだが「ピップ」と呼ばれたがっている。正式に入線した2011年以降はティッドマスからロンドンまでの特急サービスに就いている。1975年製造。2011年入線



ディーゼル10 (Diesel 10)
 ピンチーという名の巨大なグラップルを操る大型ディーゼル機関車。乱暴でちょっぴりマヌケ。蒸気機関車はおろか、ディーゼル機関車の仲間からも恐れられ、忌み嫌われている。昔、とても大きな問題を起こして暫く送り返されていたが、ひょんなことからチャンスを貰い、ハット卿所有の機関車となった。以降、ディーゼル整備工場を拠点に大人しく働いている。嵐の後などは線路の障害物を退かすことも。1959年製造、来島。



●デニス (Dennis)
 通称「怠け者のデニス」と呼ばれている液体式ディーゼル機関車。極度の怠け者で、いろんな言い訳をして仕事をサボっていたが、それがきっかけの事故により改心。進んで仕事をするようになったが、たまに怠けたがることも。ノーマンとは双子の兄弟。入換え作業や貨物列車として働くのが彼の仕事。1949年製造。1958年来島。



●ノーマン (Norman)
 繋がり眉毛が特徴の液体式ディーゼル機関車。故障しやすい。デニスとは双子だが性格は彼と対照的に働き者。親切な性格で常識人だが、蒸気機関車ばかり優遇されてることを快く思っておらず、よく愚痴をこぼす。本人は誰からも好かれたいと思っているがいつもしかめっ面なので、あまりいい印象を持たれていない。ディーゼル整備工場を拠点に貨物列車として働いている。あだ名は「ノーム」。1949年製造。1964年来島。



シドニー (Sidney)
 青いボディのディーゼル機関車。忘れっぽい傾向があり来た道をよく忘れる。ユーモアのある楽天家でちょっと間が抜けてる。楽しいことが大好き。のんびりとした口調で話す。ディーゼルたちの意地悪には無関心で割と真面目な方。ぞんざいに扱われやすい。主にヴィカーズタウンの操車場や採石場で働いている。パーシーとは親友同士。あだ名は「シド」。1962年製造。1964年来島。



●フィリップ (Philip)
 若くてとても小さな箱型ディーゼル機関車。車体番号は「68」。非常にやんちゃで熱意に満ち溢れており、みんなを笑わせたり競争するのが大好き。がんばり屋で前向きだがやや自信過剰で自分を強くてゴードンより速い機関車だと勝手に思い込んでいる。人懐っこい。トビーと友達になってからは静かな場所も好んでいる。1968年製造、来島。



●ヒューゴ (Hugo)
 飛行船によく似ており後面にプロペラのついたユニークなディーゼル気動車。ドイツ出身。貨車や客車を牽くことはできないがプロペラを回転することによって非常に速く走ることができ、乗客たちにも人気がある。努力家で用心深く親切で思いやり溢れる性格。少し悲しい過去を背負っているように見受けられる。1929年製造。1969年再建、来島。



●スタフォード (Stafford)
 島で唯一の蓄電池機関車。電池で動くため燃料として必要なものは充電。入れ替え機の為スピードは非常に遅いが一度の充電で6時間走行することが可能。静かに走れるので、農夫から気に入られている。普段は入換え作業や蒸気機関車が入れない炭鉱等で働いている。穏やかで礼儀正しく、ちょっと心配性。ヨークシャー訛りで話す。1917年製造。1963年来島。



●砂利散布機 (The Ballast Spreader)
 ノース・ウェスタン鉄道の線路に砂利を撒く保線車両。メガネをかけている。1967年製造。



●ウィンストン (Winston)
 小さな車体の軌道検測車。ハット卿は彼の運転が下手だが、内心ではうんざりしながらも下手に見えないよう気を遣っている。1964年来島。

 

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●ヘクター (Hector)

 石炭用の重くて大きなホッパー車。かつては石炭を入れるのが怖くて体当たりしたり怒鳴っていたがトーマスのおかげで克服した今では機関車たちと仲良し。真面目な性格で、自身の背の高さと大きさを利用したアドバイスを送ることも。1954年製造、来島。

 

【イギリス本土のなかまたち】

●フライング・スコッツマン (Flying Scotsman)

 ゴードンと同型の有名なテンダー機関車で、彼の実弟にあたる。話し方は気さくで礼儀正しく誇り高いが、ゴードンに対しては、普段から本土での出来事を自慢げに話したり、彼の台詞を自分のものとして使うなどからかって楽しんでいる。友好的で悪意はないがやや見下したように聞こえる発言をすることも。改良される前に時速160kmの記録を出した。現在はヨークの国立鉄道博物館で動態保存されており、時々ソドー島を訪れる。デフレクターとダブルチムニーを装備した恰好はあまり好きではないらしい。1923年2月製造1967年初訪問



●ステップニー (Stepney)
 ブルーベル鉄道で働く、車体番号「55」の小さなタンク機関車。正直で謙虚、陽気な性格で貨物列車と長距離を走ることにあこがれを持つ。時々ソドー島に遊びに来る。1875年製造1962年初訪問



●石頭のディーゼル (Old Stuck-Up)
 我儘で傲慢な大型ディーゼル機関車。車体番号は「40125」。蒸気機関車と同居することを極端に嫌い、よく嫌味を言う。ティッドマス機関庫に訪れた際、彼の不注意で機関庫の壁に激突。本土に帰還したのちスクラップにされてしまった。1960年12月製造。1980年初訪問。1981年解体



アルバート (Albert)
 かつてファーネス鉄道のウィンダミアで、客車のビクトリアとヘレナと一緒に働いていた小型タンク機関車。ビクトリアからは紳士的で丁寧であると評されているが、トーマスのように生意気な傾向があり、それが災いして雪崩に飲み込まれたことがある。現在の消息は不明。1872年製造



●スペンサー (Spencer)
 ボックスフォード公爵夫妻専用の流線型テンダー機関車。ナルシストであり、トーマスたちからは嫌われている。自分の事を世界最速だと思い込んで、いつも自慢している。ゴードン同様プライドがあるようで、貨車を牽くのが嫌い。1938年製造。1953年初訪問。



●ヒロ (Hiro)
 車体番号「51」の日本出身のテンダー機関車。物知りでとても優しく、時には厳しい。かつ誠実で苦しい時も決してあきらめない性格。『鉄道の達人』と呼ばれている。ナップフォードまで旅客や貨物列車の牽引をしたり、冬場はヴィカーズタウンからグラスゴーまでの郵便配達を担当。1936年製造。1939年来島。



●コナー (Connor)
 アメリカ出身の巨大な流線型蒸気機関車。ケイトリンと一緒に本土からウルフステッド城までを走る高速旅客列車。陽気でフレンドリーな性格で、とても仲間想い。競争が大好きだけどケイトリンより真面目。汚れるのが大嫌い。廃車にされそうなところをノランビー伯爵によって救われた。1938年製造。1965年初訪問。



●ケイトリン (Caitlin)
 アメリカ出身の巨大な流線型機関車。仕事の内容はコナーと同様。非常に元気な性格で走る音も声も大きいためソドー島の機関車達からはしばしばうるさがられている。競争が大好きで仲間想い。皆のアイドル的存在。コナーと同じく廃車にされそうなところを伯爵に救われた。1929年製造。1965年初訪問。



●サムソン (Samson)
 ファーネス鉄道で働く古い小型タンク機関車。車体番号「15」。プライドが高く自分をソドー島で一番強いタンク機関車だと思い込んでいる。性格は生真面目だが、ひどく傲慢で自身の知恵と力の強さに過信しており、からかわれることや失敗することに敏感。頑固すぎるが故に仲間からのアドバイスを聞かないこともある。ブラッドフォードは良き相棒。1867年製造。1967年初訪問。

 

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●セオ (Theo)
 実験で作られたトラクション・エンジンがベースの小さなタンク機関車。人見知りの内気な性格で非常に用心深いが、親切で思いやりにあふれており、仲間と共に人目に付かず落ち着いた暮らしを送りたいと考えている。会話の際、ぎこちなく要点だけ先に伝えてしまうことがある。幾つも重なった歯車を動かして走行するがいつもうまく動作するとは限らない上に役に立たない為、自信が持てずにいる。バックが大の苦手。製鋼所で入換え作業をしている。

 

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●マーリン (Merlin)
 実験で付けられた三本の煙突が特徴の、急行旅客用大型テンダー機関車。成熟しているが純粋な精神を持ち、自分がスーパーヒーローのように誰にも見えなくなる能力を持っていると信じ込み、自分に絶対的な自信を持っている。が、判断と自分の限界を見誤って空回りすることが多い。冒険や楽しい事が大好き。製鋼所から重い貨車を配達する事が主な彼の仕事。1943年製造。

 

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●レキシー (Lexi)
 実験で作られたテンダー機関車。自分の能力が役に立たないことを自覚しているが、キャブ・フォワード型であることに誇りを持っている。社交的で明るく、陽気な性格で、声や言葉遣いを変えて自分がどんなふうに見えているか試す事が好き。何事にも熱心で興奮しやすく、何か新しい事を求める傾向がある。セオの保護者的存在。製鋼所での入換え作業が主な仕事。アメリカ出身。1901年製造。

 

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●ハリケーン (Hurricane)
 車輪が10個も付いている巨大なタンク機関車。名前や外見とは裏腹におおらかで優しくて親切。蒸気機関車の仲間が出来たことに喜びを感じている。しかしフランキーには忠実で、たとえ彼女が悪い事をしていても観て見ぬふりをしながら従っている。製鋼所から重い貨車をブリドリントンの操車場等に運ぶのが仕事。実は彼も実験で作られた機関車である。1902年製造。



●ローガン (Logan)
 ディーゼル機関車のような形の入れ替え用タンク機関車。車体番号は「7109」。熱血的な性格で働き者だが、せっかちで焦りやすい。給炭所を手伝うために一時期派遣された。1929年製造。

 

●ダッチェス・オブ・ラフバラ (Duchess of Loughborough)

 王室専用の女性大型テンダー機関車。温厚で気立がよく、はつらつとした性格。物事を正しく行うことをいつも非常に心配しており、フレンドリーだが、忘れっぽいところがあり、時間を守るように努めている。急ぐあまりマナーがなっていないように見えることもあるが、心優しく、礼儀正しく、常にベストを尽くそうとしている。1948年製造。



スプラッター (Splatter)
 臆病で単純なディーゼル機関車。お喋り好きな紫色の方がスプラッター。バック走行が苦手。かつてディーゼル10の子分であったが、元々破壊することを快く思っておらず、更に失敗続きに愛想を尽かし、現在は彼から離れて双子のドッヂと一緒に炭鉱で働いている。ふざけることはあるものの根は優しい。1958年製造、来島。



●ドッヂ (Dodge)
 臆病で単純なディーゼル機関車。知的な性格で緑色がドッヂ。バック走行が苦手。いつも双子のスプラッターと一緒におり、2台合わせて「スプロッヂ」と呼ばれているが、本人らは個別で呼んでほしいと思っている。ふざけることはあるものの根は優しい。1958年製造、来島。

 

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●フランキー (Frankie)
 製鋼所で働く電気式ディーゼル機関車。頭が良くて魅力的。生まれながら根っからのリーダー気質で製鋼所でのきつい仕事にも積極的に取り組んでいる。一生懸命すぎてときどき威張ることも。根は意地悪ではないが、仲間を思い通りに動かす為平気な顔をしながらも悪巧みをする。入換え作業が主な仕事。1958年製造。



●ヘレナ (Helena)
 かつてファーネス鉄道でビクトリアと一緒に働いていたアルバートの客車。現在の消息は不明。1882年製造



●ブラッドフォード (Bradford)
 鬼軍曹のような風格のブレーキ車。車体番号は「0919」。どんな些細な鉄道規則も厳守する。自らの好意で貨車の行儀を善くするために最善を尽くしているが彼の熱心すぎる態度はときどき列車の遅れの原因に繋がることもある。サムソンの良き相棒。ウェールズ訛りで話す。1935年製造。1968年初訪問。

 

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●ベレスフォード (Beresford)
 運河で孤独に働く電動ガントリークレーン。自分を門番と思い込んでおり、通りかかる機関車や船を止めては通す前に質問するのが好き。世界を見て回りたいと思っているため出来るだけ沢山の機関車たちから情報を集めようとしている。友達を作りたがっているが自分の欲求が先行して空回りしている。1950年頃製造。

 

【他国の鉄道のなかまたち】

●ゲイター (Gator)

 長いタンクを持つ蒸気機関車。本名はジェラルドだが、ワニのような外見をしているため「ゲイター」と呼ばれ、本人自身そのあだ名を気に入っている。カーブの多い場所と急斜面で働くのが得意だが高所恐怖症という弱点がある。かつてはコロンビアの鉄道で働いていたが現地の人々は複雑なゲイター上手くを使いこなせなかったために現在はベルギーにいる。パーシーとは親友。イングランド出身。1934年製造。1966年初訪問。

 

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●アシマ (Ashima)

 南インドの山岳鉄道で働く元気で楽しい女性タンク機関車。恐いもの知らずで人の助けになることに幸せを感じる優しい性格。山岳鉄道の急勾配に敷かれたラックレールを走行するための歯車を備えており、上部の車輪とピストンを動かすことによって歯車を回転させる。グレート・レイルウェイ・ショーに出場する際に誤ってソドー島に上陸し、そこで出会ったトーマスと仲良くなった。1952年製造。1968年初訪問。

 

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●ラウル (Raul)

 ブラジル、サンパウロの鉄道で入換え機として働く小型タンク機関車。車体番号は「166」。縦型ボイラーと、ピストン代わりのチェーンが特徴。闘争心が強く、陽気で動きも機敏。グレート・レイルウェイ・ショーの出場経験が幾度かあり、一度チャンピオンになったことから弟の167号を始め仲間から尊敬されている。イングランド出身。1931年製造。1968年初訪問。2015年再訪問。

 

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ジーナ (Gina)

 イタリアの北ミラノ鉄道で働く小さな女性タンク機関車。忠実で思いやりがある性格。イタリアの伝統をとても誇りに思っており、歴史を調べたり遺跡の発掘が好きなので知ったかぶりをされると腹を立てる。かつて速さや力、電化を求める鉄道の傾向から少しずつ需要が薄れて入換え作業に追いやられたことで、今では入換えも大得意。迷信が大嫌い。1883年製造。1968年初訪問。

 

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●ヨンバオ (Yong Bao)

 中国国鉄で旅客列車専用として働く大型テンダー機関車。誠実で親切。機転が利き、昔に起きた事故から何百人もの乗客の命を救ったことがあり、その勇気と賢明さから「勇敢な宝物」と呼ばれている。1958年製造。1968年初訪問。


●シェイン (Shane)

 南オーストラリア鉄道で働く大型テンダー機関車。屈託なく、いつも楽しむことを忘れない気楽な性格の持ち主。しかし、時々常識より楽しさを優先するあまりトラブルを起こすことも。通常は客車のオーブリーとエイデンを牽いて観光客にツアーガイドを行なっている。兄弟合わせて「ウィスパリング・ジャイアンツ」の一員として親しまれている。1943年11月10日製造。1968年初訪問。

 

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●エティエンヌ (Etienne)

 フランスで働いていた電気機関車。母国で時速331kmの記録をたたき出した実力者。礼儀正しく紳士的な性格。上唇にはちょびひげを蓄えている。現在はミュルーズの鉄道博物館で保存されている。1954年製造。1968年初訪問。2001年来島。

 

●グスタボ (Gustavo)

 ブラジルの電気鉄道で働く急行用の大型電気機関車。車体番号は「4」で青くて大きな車体はゴードンに似ているが、おおらかで面倒見が良く、他の仲間が危険な目に遭わないように最善を尽くす慎重な性格。ブラジルの他の仲間と違うことを誇りに思っている。自分がいつ来るかわかるように、特別な音のする警笛を鳴らすのが好き。1946年製造。

 

●ケンジ (Kenji)

 日本で働く特急電車。発明ショーのために試験的に製造され、一時的にソドー島に訪問したことがある。冷静沈着で忍耐強く、自分の近代さを自慢することもない。そのため人付き合いも良い。やったことのないことに挑戦するのを楽しむが、一人で長距離を移動する時などは緊張するため、なるべく避ける傾向にある。

 

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ホンメイ(Hong-Mei)

 中国で働く女の子タンク機関車。ちょっぴり生意気で競争が大好き。時々不注意で慌てる事もあるが、常にそれを補おうとする頑張り屋。1961年製造。

 

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●ロレンツォ (Lorenzo)

 イタリアのヴェローナ出身のテンダー機関車。好奇心旺盛で衝動的な行動が多く、相棒のベッぺと一緒に迷子になることが多い。かつてはその性格が災いして伝説になるほど鉱山の中に囚われていた。自分たちを救ってくれたトーマスに恩義がある。自分の声を出したり注目されることが好きで、オペラをこよなく愛している。歌声はテノール担当。また、迷信を強く信じている。1940年製造。

 

●アンアン (An-An)

●インロン (Yin-Long)

 中国で働く客車。アンアンが女性でインロンが男性。生意気だが親しみやすい性格。中国各地で仕事をしているので中国の線路に詳しい。

 

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●ベッペ (Beppe)

 イタリアで働く小さな豪華客車。ロレンツォの相棒で、彼を心から慕っている。状況を大袈裟に表現するのが好き。同様にオペラをこよなく愛しており、迷信もかなり信じている。歌声はバス担当。イングランド出身。1866年頃製造。

 

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●エース (Ace)

 オーストラリア出身のラリーカー。自惚れ屋で自分をかっこよくて頭が良いと思い込んでおり、周囲からの称賛をいつも期待している。スリルを求めて危険な走行が大好きだけど水と野生動物が大の苦手。「自由気まま」をモットーにしているが、「自分勝手」とはき違えて、周囲に迷惑をかける事も。

 

●トニー (Tony)

 エースと仲間のラリーカー。鉄道を見下している。カエルが苦手。

 

アンジェリク (Angelique)

 エースと仲間のラリーカー。鉄道を見下している。

 

エスター (Ester)

 イタリアで働く小型のショベルカー。

 

●ステファノ (Stefano)

 機関車や自動車を世界のあちこちへ移動させる、イタリアの水陸両用の大きな貨物船。自信に満ち溢れたパフォーマーで、水陸両用の特徴であっと驚かせたり物語を聞かせるのが好き。

 

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●エマーソン (Emerson)

 ブラジルに所属するプロペラ機。親切な性格で困っている人がいたらすぐに助けてくれる。観察力がよく、自分の仕事に真面目に取り組んでいるが、時々仲間との交流も程よく楽しんでいる。1972年製造。

 

●カッシア (Cassia)

 ブラジルのリオデジャネイロの港で働く女性のクレーン。いつも船から慎重に荷下ろしするが、たまに慌てて事故を起こすこともある。ボサノヴァやバトゥカーダのリズムに乗って仕事をするのが好き。音楽がないときは港中で聞こえる賑やかな音をリズミカルに表現して楽しんでいる。

 

【その他のなかま】

●レディー (Lady)

 山に棲む魔法の機関車と呼ばれる、小さなタンク機関車。トーマスの友達らしいが、謎に包まれている。時々トーマスの夢の中に出る。1959年初訪問。